もう全面解除か、早いなあ。
まあ、これでも1ヶ月ほど延期されているんだけどね。
イギリスのワクチン接種率は7割ほど。
スペイン風邪の時代なら、とっくに集団免疫を獲得して収束しているはず。
ところが新型コロナはスペイン風邪のような甘いものではなく、感染は収まる気配がない。
イギリス政府は全面解除により、1日の感染者数が10万人を超えると予測している。
にもかかわらず、なぜ解除するのかと言えば、理由は簡単である。
どこの国もワクチンに否定的な人は一定数存在しており、ワクチン接種は強制ではないために人口の7割程度で頭打ちになる。
で、新型コロナに対する免疫を獲得するためには、ワクチン接種か感染するかしか方法がない。
そこで、全面解除する事でワクチン未接種者たちの間で感染爆発を引き起こし、一気に集団免疫を獲得するという作戦。
羨ましいねえ。
日本で同じ事をやれば医療崩壊どころの騒ぎじゃなくなる。
全面解除によってイギリスは経済活動が復活。
新型コロナを乗り越えた世界最初の国として、後世に語り継がれるだろう。
当然、アメリカ、イスラエルもあとに続く。
日本はいったいいつになるのやら。
あと半年はかかりそうだなあ。