西山が先日の対局で連敗。
通算成績が8勝6敗となり、今季のプロ入りは絶望的。
現在25歳の西山は年齢制限であと1期を残すのみとなった。
そこでなのかどうなのか、日本将棋連盟は三段リーグの次点の取得に新たな条件を付け加えた。
それは、プロ棋戦である程度の成績を収めるというもの。
西山は既に次点を一つ獲得しているので、あともう一つ取れば史上初の女性プロ棋士誕生となる。
一見平等に見えるが、実はとんでもない不平等。
西山は奨励会に所属したまま女流棋士として認められているので、各棋戦に参加が可能なのだが、三段リーグに所属する男たちには参加資格がない。
男たちには次点の獲得のしようがなく、今まで通り厳しい戦いを強いられる。
将棋連盟はなりふり構わず、何が何でも女のプロ棋士を誕生させたいという事なのだろう。