ワクチン接種は自分のためのものではない。
新型コロナ収束のためには集団免疫の獲得が不可欠である。
免疫の獲得には、新型コロナに感染するかワクチンを接種するか、どちらかしか方法がない。
感染するのを待っていると、この先何年も自粛が続き、医療崩壊・経済破綻に歯止めがかからない。
したがって、社会全体を守るためには、今のところワクチン接種しか方法がない。
自分のためではなく、他人のためにワクチン接種が必要なのだ。
これはマスク着用についても同様である。
自分を守るためにマスクをするのではない、他人を守るためにマスクをするのだ。
マスクの穴をウイルスが通り抜ける、これはつまり空気感染という意味だが、もし新型コロナが空気感染するのなら、満員電車で爆発的に感染が拡がりとっくの昔に東京は壊滅しているはずだ。
新型コロナは飛沫によって感染する。
当然に飛沫はマスクの穴よりも大きい。
自分が体内に持っているウイルスを外に出さない、そのためのマスク着用なのだ。
この様にワクチン接種もマスク着用も他人のための行為であり、これを言い古された言葉では自己犠牲と言っているわけだが、日本人はこの部分が弱いのかもしれない。
まあ、そこはオウムの連中を少しは見習ってもいいのかもしれない。(笑)
自己の苦しみを喜びとし、
他の苦しみを自己の苦しみとする。