なにげな~く、格付けチェックを見ていてふと思った。
日本人でありながら、ダンスの世界チャンピオンという若者が出ていた。
まあ、そもそもダンスについてはさっぱり分からない。
幼稚園の頃からお遊戯は苦手というよりも苦痛で、そんなものが有る事が海のようにも山のようにも悲しかった。
ダンスと言えばリズム感のある黒人とか、幼い頃からバレエを習っている白人のイメージが強い。
日本人は頑張ってはみても生まれついての身体能力の差を埋められない。
そんな風に思っていたのだが、この世界チャンピオンは違った。
単に上手いというのではない、というかダンスの上手い下手は僕には分からない。
それは、上手いとか下手とかいうのではなく、何か異質のまるっきり違う動きだった。
しばらく見ているうちに、どこかで見た事があるなという気がしてきた。
そうだ、この動きは肥田春充の強健術と同じだ。
どこにも余計な力が入らず、完全に脱力した動き。
ダンスと強健術ではやっている事が全然違うが、身体の使い方には共通するものがある。
なるほどね、ダンスも極めれば武道の達人と同じ動きになるのか。
この若者が強健術や太極拳をやれば、達人の域にまで達するのではないかと思う。
シーハに強力なライバル出現。(笑)