ヨガのすすめ33 | 法友(とも)へ

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般若心経は不思議なお経である。

 

宗派を問わず広く用いられている。

 

それは大乗仏教だけでなく密教についても同じである。

 

大乗仏教と真言秘密金剛乗、その教義にはかなりの違いがあるように思えるが、まあ、真理とはそういうものなのだろう。

 

 

麻原もまた多くの説法で般若心経を引用しているが、ほとんどの弟子がそれが般若心経である事を理解していなかったのだと思う。

 

般若心経は非常にコンパクトにまとまっており分かりやすいが、必要なことは一通り網羅されており、とりあえずこれさえあれば他に何もいらないという内容になっている。

 

では、般若心経には何が説かれているのだろうか。

 

それは、五蘊皆空である。

 

 

般若心経と言えば、というか、仏教と言えばという方が一般的かも知れないが、色即是空という言葉がある。

 

般若心経は、色だけでなく、受・想・行・識の五蘊全てについて、即是空であると説いている。

 

それだけでなく、空即是色、色不異空、空不異色としつこいまでに念入りに説明している。

 

すなわち、五蘊即是空、空即是五蘊、五蘊不異空、空不異五蘊である。

 

このしつこいまでの表現形式はインドの言語における独特のものなのかなとも思ったが、ヨーガ経典にはその様な表現は見られないため、どうやら仏教経典特有のものらしい。

 

で、五蘊皆空とは何か?

 

である。