仏教経典は昔話のような始まり方をする。
原始仏典は「アーナンダがこのように言っていたと、言伝に私は聞いた。」で始まるし、般若心経は大乗経典らしく観音様の話から始まる。
まあ、イントロの部分に特に意味はなく、問題はその後の部分である。
般若心経と言えば、レインボーマンがその基本形であるヴァジラサットヴァに变化する時に唱えるマントラがある。(笑)
最終的には7つのチャクラを統合し最強になるというお話だが、なんでデーヴァダッタは仏教ではなくヨガを説いたのか?
やっぱり釈迦牟尼は仏教を説いていないんじゃないのか?
とか色々考えたりするが、ま、フィクションなんだから何でもありでいいのだろう。
で、もう一つ重要なマントラがあり、麻原は般若心経で重要なのはこのマントラであると言っていた。
まあ、麻原が言うまでもなく、般若心経自体にそう書いてあるのだが。
ダンテス・ダイジもこのマントラを使う事があったが、それが
ギャーティ ギャーティ
パーラ・ギャーティ
パーラ・サンガ・ギャーティ
ボーディ・スヴァーハー
である。
このように、オウムにはヨーガ以外に仏教系のマントラが、数は少ないがいくつか存在する。
その一つが、道場にやってきた時に祭壇に向かって三礼を行うときのマントラ、オウム サラバ タターガタ ハンナ マンナ ノウ キャロミである。
ま、こんなことを知っているのは、神仙の会の頃からの古参だけなのかも知れないが。