ヨガのすすめ31 | 法友(とも)へ

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一日のプログラムはすべて終了し、人それぞれに本を読んだりお喋りをしたりしている。

 

程なくして布団を敷き始める人が現れた。

 

話を聞いてみると、布団置き場からどれでもいいので布団を出して、道場の二階の好きな場所に敷けばよいということだった。

 

というわけで、布団を引っ張り出してその上に座ってしばらくすると、23時に「消灯。」の声がかかり照明が消された。

 

本を読みたい人は、スタンドを使って読めばよい。

 

これで一日目は終了。

 

 

朝は5時に起床。

 

太鼓が打ち鳴らされる大きな音に続いて「起床。」の声がかかる。

 

各自、布団を片付け、教壇の前に集まってくる。

 

一日の最初のプログラムは読経。

 

基本姿勢は正座。

 

これは、一番下っ端の見習いの仕事である。

 

 

般若心経、回向文、四弘誓願と続く。

 

般若心経には仏説が付かず、回向には文が付く。

 

また、仏道が悟りの道になっている。

 

一般的な仏教とは違いがあるが、沖ヨガでの考え方は釈迦牟尼が実践したのはヨガであるとしているので、当然に仏説ではなくそれはヨガ的であり、仏道ではなくヨガによる悟りの道という事になる。

 

釈迦牟尼が実践したのはヨガであるとするのはオウムと同じであり、この考え方は非常に珍しい。

 

四弘誓願は知らない人が多いのではないだろうか。

 

一切衆生を済度するという菩薩の誓願である。

 

 

見習いの、はんにゃはらみたしんぎょう、えこうぶん、しぐせいがんのそれぞれの掛け声に続いて本文を唱える。

 

太鼓の音にあわせて、30分ほど続く。

 

朝の行法は、基本的に身体を目覚めさせる意味合いで行う。

 

読経は呼吸を深く大きくさせることで目覚めを促す。

 

問題は般若心経の意味である。