ヨガのすすめ30 | 法友(とも)へ

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一日のプログラムは全て終了したので風呂に入る。

 

沖ヨガでは、大きい浴槽と小さい浴槽がくっついた、いわゆる親子風呂になっている。

 

大きい浴槽にはお湯が、小さい浴槽には水が張られている。

 

この2つを使って、温冷交互浴を行う。

 

元々のヨガにはこんな行法は存在しないが、沖ヨガはオウムと同じくハイブリッド教義なので、ヨガ以外の様々なものを取り入れている。

 

 

やり方に厳密な決まりはない。

 

まあ、この決まりがないというのも何事にもとらわれないという沖ヨガの特徴ではある。

 

しかし、ある程度の基準はある。

 

それが、お湯の温度が42度、水の温度が17度、温度差25度を1分間ごとに交互に入浴するというものである。

 

面白い事に水に入るのはとても気持ちがいい。

 

 

これにより、全身の末端にまで血液を行き渡らせ健康を増進するのだが、沖ヨガではさらに面白い考え方をしている。

 

お湯で身体を温めた後で冷たい水に入ると、全身の血管が収縮する。

 

その時に末端の毛細血管も収縮するのだが、行き場を失った血液は普段眠ったまま使われずにいる他の毛細血管に流れ込み目覚めさせる。

 

その結果、身体の隅々にまで血流が行き渡り、血圧も安定する。

 

 

この温冷交互浴についても、他の行法と同じく各自が自分に適した方法で行う。

 

身体があまり丈夫でない場合は、温度差を小さくし、回数も減らす。

 

また、通常は水から入って水で出るが、身体が丈夫でない場合は、お湯から入って水で出る。

 

最後が水なのはどちらも同じである。

 

水から出た後は毛布に包まるなどして、しばらく安静にする。

 

 

ただ、これを一般家庭でやろうとしても、かなり難しいのは確かである。