最近、夜になると結構な勢いで秋の虫たちが鳴いている。
まあ、秋の虫とはいっても秋になって突然現れる訳ではなく、初夏あたりから既にいるのであって鳴いていても別に不思議という訳ではない。
しかし、今年はまだまだ暑いというのになんだか鳴き声に力強さがある。
これはいったいどういう事なのか?
秋の虫と言えば、気温の変化を感じ取り涼しくなると激しく鳴き始めるという印象がある。
という事は、今年の暑さはそう長くは続かず、早めに秋がやって来るという事なのかもしれない。
気温の変化は虫達にとって死活問題である。
人間のようにのんびりしているわけにはいかない。
虫達は、夜の外気に既に秋の気配を感じ取っているのかもしれない。