ヨガのすすめ9 | 法友(とも)へ

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沖 正弘の本を見ながら沖ヨガの独習をやっていたわけだが、逆立ちがポーズの王ということだったのでよくやっていた。

 

壁を使わずに出来るようになったし、長いときは30分ほどやっていた。

 

あの頃は若かったね~。(笑)

 

 

このハタ・ヨーガにおいては王と呼ばれるアーサナが、なぜだかオウムでは行われていない。

 

ヴィバリータカラニーはあるのだが、逆立ちについては全くと言っていいほど触れられてはない。

 

沖ヨガでは逆立ちのまま蓮華座を組むのだが、オウムではヴィバリータカラニーで蓮華座を組む。

 

 

まあ、たしかに逆立ちでは喉のバンダが明確でないのは確かである。

 

逆立ちもヴィバリータカラニーも日常とは身体が逆転するために、重力によって肛門と内蔵に軽い引き上げが起こる。

 

しかし、さすがに喉のバンダは弱いので、顎を引きつけることによって強いバンダを行いトライバンダを完成させるというのがヴィバリータカラニーの理屈である。

 

 

呼吸法についてもいくつか解説されていたが、中でも重要なのが完全呼吸法である。

 

これをスクハプールバカ、つまり快適に行うのが呼吸法の基礎なのだが、オウムでも出来ていない者が多かった。

 

この完全呼吸法が出来ていないと、ヴァヤヴィヤをやっても十分な効果が得られない。

 

ヴァヤヴィヤをやってもダルドリーが起きないのは、完全呼吸法が出来ておらず呼吸が浅いからと考えるのが自然だ。

 

オウムの場合、いきなりハイレベルな行法をやらせてしまっているが、初心者がクンダリニーヨーガの成就を目指すのであればしっかりと基礎を固める必要がある。