ジュニアーナヨーガの実践を続けていると、面白いことに気付く。
これは移動しているときが分かりやすい。
歩いているときはやや分かりにくい。
車に乗っているときは少し危険かもしれない。
自転車に乗って、漕がずにゆっくり走っているときが最も分かりやすいと思う。
周りに見える景色が移動している。
前から後ろへと流れていく。
その時、衝撃的な発見をする。
私は全く動いていないのだ。(笑)
日常生活の中では、よほどじっくり観察しないと分からないと思う。
しかし、自分の意思で全く動いていないのに移動している時なら、それをはっきりと認識できる。
動いているのは周りの景色であって、私は動いていない。
私の身体は景色の一部に過ぎない。
この世界は何処かから現れ、そして私の中へ消えていく。
私は動いたことが無かったのだ。
生まれたときから今まで、ただの一ミリたりとも動いていなかった。
なんて素晴らしいんだ!
ラージャヨーガの成就、そしてクンダリニーヨーガの成就が、ジュニアーナヨーガへと導いてくれた。
これだ、これだったんだよ。