人類史上最高の天才。
知能指数は300を超えていたと推測される。
まともな教育どころか、何の教育も受けていない、すべて独学である。
ダ・ヴィンチは数千枚に及ぶ手稿を残しているが、そのレベルの高さは驚異的である。
天体観測をして、ある一つの答えを結論づけている。
それが、「太陽は動いていない。」である。
驚くなかれ、コペルニクスが登場するのは、その100年後である。
人体を解剖し、心臓には3枚の弁があることを発見する。
血液の流れは一方向だけなのに、なぜ弁が閉じるのかの答えを論理的思考だけで、心臓の中で渦が起こるのだと結論づけた。
もちろん、生きている人間の心臓の中を見ることは出来ないし、血液の流れを確認することも出来ない。
最近になって、AIを使ったシュミレーションによって、このダ・ヴィンチの考えが正しいことが証明された。
ダ・ヴィンチの残したイタリアの地図は、人工衛星の写真と完全に一致する。
現代では考えられないが、当時は現在のような地図は存在していない。
人間が地面に立って見た、風景画のようなものしか無かったのである。
この様な万能の天才が、全ての学問は絵を描くためにあると言っている。
ありとあらゆる学問の最高峰に位置するのが、絵画であると言っているのだ。
だから、私は絵を描いているのだよ。(笑)
あ、そうそう、さすがの天才も一つだけ苦手なことがあった。
それは金儲けである。
うん、分かる気がする。