最近は今まで謎だった事が次々と明らかになってきている。
例えば乗り物酔い。
これは三半規管などは全く関係なく、脳が情報処理を適切に行なった結果の反応である。
要するに、自分では動いていないのに乗り物が動いているために、視覚その他の情報が矛盾してしまっている。
これは神経性の毒物を摂取してしまったときと同じである。
そのため、毒物を吐き出そうとして吐き気をもよおすということになる。
続いて蚊。
蚊の刺されやすさは血液型には関係なく、体表面の細菌バランスで決まる。
ま、原因が分かったところでその対策はまた別の話ではある。
今年は例年に比べて蚊が少ない。
まあ、少ないには少ないが、刺されないわけではない。
最後に一つだけ残った金太郎に実が付いてきたなあ、などと思って見ていると目の前を蚊が飛んでいた。
そこで思い出したのは、蚊を叩くとそれが外れても警戒して近づいてこなくなるという情報。
これは手で追い払うだけでは効果がない。
で、お手々のしわとしわを合わせてバチン!
うむ、目の前から立ち去る気配がない。
どうやら一発では効果がなさそうだ。
もう一度、しわとしわを合わせて、バッチン!
まだいるなあ。
今度は更に勢いをつけて、バッチーーーン!
お、いなくなった。
その後しばらく金太郎を眺めていたが、全く刺される気配がない。
これは、もしかすると、もしかするかも。