サンジャヤ本 ボツリヌス・トキシン編⑦ | 法友(とも)へ

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広瀬は事前に培養を2回失敗し、3段階目の培養で失敗し、プラント解体後にも何回も失敗している。

 

広瀬ほどの優秀な人間が一度も成功していないのに、なぜRの様な世間では全く無名の人物があっさりと成功させることが出来たのか?(笑)

 

である。

 

一般人にとっては謎かもしれないが、これは修行者にとってはとても簡単な話である。

 

広瀬とRでは修行者としての資質が違うのだ。

 

もっとも、この違いを見抜けたのは麻原ただひとりであったのだが。

 

 

その理由は簡単である。

 

広瀬は自分でやろうとした。

 

しかし、Rはそんな事はせず、全てを神々に委ねたのだ。

 

 

すべてを委ねる。

 

これが帰依の基本である。

 

帰依とは依存ではなく、エゴの放棄である。

 

自分自身は全力で努力をし、その結果は自分のものとはせず神々に供養する。

 

そのとき、光は降り注ぐ。

 

 

最初は、雨かと思う。

 

だが、すぐにそれは違うことに気づく。

 

建物の中に雨が降ることなど無いからだ。

 

ポツポツと落ちてくる涼やかなしずく。

 

それがいつしか白銀の光となって降り注ぐ。

 

もはや、自分で為すべきことは何もない。

 

 

これが生起から究竟への移行であり、自分が無力・無能であることを理解した謙虚な者だけがそこへ達する。

 

100%の努力と100%の放棄。

 

その両方がなければ、解脱はしない。