男性エネルギーと女性エネルギーの違いついて。
これはもうシヴァ神の像を見れば明らかである。
あるいはカーリー、ドゥルガーがどのような存在であるかが明白に語っている。
女性エネルギーが破壊をもたらすのだ。
クンダリニーとは女性エネルギーそのものである。
勘違いしやすいのは、女性エネルギーを母性エネルギーと取り違えるということである。
この2つは全くの別物である。
エネルギーの弱い男が、これはエネルギーの強い男と弱い男がいるという意味ではなく、男は全てエネルギーが弱いという意味である。
破壊的なエネルギーを持つのは女性エネルギー、つまりクンダリニーだけであり、そのクンダリニーの助けを借りて解脱するのがクンダリニー・ヨーガである。
ただの魔境の話を真に受けるなよって気もするが、教義を何も知らない一般人はどうしても話が頓珍漢になってしまうのは避けられないのだろう。
正しく理解するためには、元R師のような専門家に質問するしかないが、元サマナでさえ教義と修行体系を理解していないのだから、一般人には何が何だかサッパリ分からないだろうと思う。
それにしても、この著者は随分と大勢のオウム死刑囚達と面会をしている。
オウムのことを何も知らないのが良かったのかもしれない。
身元引受人については、詳しくは書かれていないがおおよその見当はついた。
時期が何時かは分からないが、受刑者が特定の人物を指定して申請する。
その後、法務省による意思確認が行われる。
つまり、誰かが身元引受人になりたいと思ってもなれるわけではなく、その申請先は刑務所でも裁判所でもないということになる。
ま、分かってしまえば簡単なことだ。