教義と修行体系16 | 法友(とも)へ

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立ち方のチェック。

 

 

足裏をべったりと床につける。

 

重心を土踏まずに落とすとか、かかとから指先まで全部に力を入れるとか色々あるが、あまり細かいことは気にせずに足裏全体を床につける。

 

首は上から紐で引っ張られているようにして上に伸ばす。

 

力を入れて上に押し上げるのではない。

 

引っ張られているのであるから、力を抜いて上に伸びる感じで行う。

 

そして、腰を入れる。

 

今風の言い方をするなら、骨盤を立てるである。

 

前回のみぞおちの力を抜くも合わせて、体を真っ直ぐに立てることができる。

 

 

この姿勢のまま歩くのであるが、蓮華座を組んで瞑想などを行うのも同じ姿勢である。

 

 

追加のチェックポイントは首と肩の力を抜くということである。

 

頭を花瓶か何かを置いているかのようにバランスを取って支える。

 

バランスが取れれば首の筋肉に力を入れる必要はない。

 

これも今風に言うなら、筋肉ではなく骨を使うと言うことである。

 

続いて肩。

 

これも意識的に力を抜かないとどうしても力が入ってしまう。

 

要するに、肩の筋肉を使って腕を持ち上げて疲れてしまっているのだ。

 

腕は骨でつながっているので、わざわざ筋肉で持ち上げなくても下に落ちてしまうことはない。

 

なので、持ち上げるのではなくぶら下げる。

 

 

頭は置いておくだけであり腕はぶら下げているだけ、首にも肩にも力は入らない。

 

プラーナーヤーマの基本はスクハプールバカ。

 

いかに脱力して快適に行えるかがポイントである。