オウムを取り巻く人々⑧ | 法友(とも)へ

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仕事の次は住居。

 

これは現役の不動産屋が担当する。

 

まったく、実に上手いこと話をつけていい物件を見つけてくる。

 

道場の近くで、驚くほど家賃が安く、そして礼金敷金なし。

 

おまけに仲介手数料が半額。

 

常日頃、不動産関係者がいかに暴利を貪っているかがよく分かる。

 

 

もう一つの方法が社宅。

 

これは仕事の斡旋とセットである。

 

もちろん家賃が安いのだが、そこへ全然関係のない信徒も住まわせて、1Kの部屋に5、6人同居することになる。

 

よそからやって来た同居人の家賃はただである。

 

ただし、常識的にそんなことはやってはいけない。

 

ただ、オウム真理教においては、それは功徳となるのである。(笑)

 

 

この同居方式は先の不動産屋での紹介の物件でも使われており、風呂なしトイレ共同、六畳一間で家賃1万二千円の部屋に二人で住んでいたりする。

 

このようにして余った金は布施をさせ、全て巻き上げるのである。

 

そしてこのような生活が、出家してからの劣悪な環境に対するワンクッションとなる。