グルを観想するな⑧ | 法友(とも)へ

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サティアン内部を通って正面玄関、つまり総本部道場から見たら裏口ということになるが、からドアを開けて外へ出る。

 

そこから歩いて真っ直ぐに10メートルほど、板囲いの中には予想を超えるものが置いてあった。

 

 

最初はそれが何なのかが分からなかった。

 

2メートルを超える高さがある球状の面を持った巨大な物体。

 

上部に凹凸はなく、端から端まで水平のままだ。

 

長さは20メートルほどあるだろうか。

 

奥行きは5メートルほど。

 

表面の材質はゴムかビニールのように見える。

 

明るい色を使ったカラフルなデザイン。

 

 

端っこに簡易式の階段があったので登って見渡してみると、ようやくそれが何なのかが分かった。

 

それはプールだった。

 

空気を入れて膨らませるタイプのものだが、家庭用のものとはまるっきりサイズが違う。

 

水の深さは大人の首ぐらいまで、センターラインで二つのレーンに分けられている。

 

 

いったいこんな物どうしたんだろうと思っていたら、遠藤が「明日取りに来るから折りたたんで置いておいて。」と言った。

 

そして、「ちゃんと折り畳まないと違約金が23万だから。」と付け加えた。

 

それだけ言って帰りかけたが、ついでのように「プールの中の髪の毛は好きにしていいけど、ドゥルガーも泳いでいたから誰のか分かんないよ。」と言って去っていった。

 

 

いらんわー!

 

ドゥルガーの御宝髪なんかいらんわー!

 

 

この大きさの物体をひとりで折り畳むのか。

 

さ~て、どうする。