しょったんが映画になると聞いて、そういえばこの前藤井に勝ってたなあと今泉の顔を思い浮かべていた。(笑)
まあ、奇跡がどうのと言っても元奨励会、完全なアマチュアがプロになった訳ではないのでそんなに騒ぐことでもないとは思う。
制度を変えたのは将棋連盟であり、しょったんではないのだから。
で、今回の映画監督はこだわりを持って映画を作ってくれた。
それは本物のプロの対局を再現したいというものだ。
これは明らかに聖の青春を意識してのことだと思う。
あの映画はまだ見ていないんだけど、予告での対局シーンはひどいものだった。
東出は羽生から実際に使用していたメガネを借りたということだったが、いかんせん手付きが完全な素人だ。
まるで、ハリウッド映画に出てくる間違った日本人を見ているようだった。(笑)
考えてみれば、ドラマというものは、演技というものは全てそういうものなのかもしれない。
全く似せる気がないオウムの再現ドラマ同様に、作者が持つ間違った観念を作品にしているに過ぎないのだろう。
ところが今回のしょったんは、配役が決まって一番最初に将棋の駒を渡して、手付きの練習をさせている。
予告に登場した将棋盤の前に座る対局相手は、なんと屋敷九段ではないか。
本物のプロ棋士連れてきたか~。
これは期待できるかもしれない。