質問の答え① | 法友(とも)へ

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① 元R師さんは洗脳する側の人間だったそうですが、何故洗脳する側にいたのでしょうか。オウム真理教に席をおくことが元R師さんにどういうメリットがあったのでしょうか。


自分から望んでそうなった訳ではありません。比較的早い時期に出家して、成就者として認められたために結果的にそうなったという事です。
メリットというよりも解脱する方法を求めていて、それが当時はオウム以外にはなかったということです。

 

 

②-1 元R師さんは、オウムの教えについてどう思っているのでしょうか。麻原は悪人でも教え自体は間違っていないという考えでしょうか。


麻原は悪人である事は間違いないですが、では悪とは何なのでしょうか?
そもそもオウムの考え方には善悪という概念がありません。あるのは善業と悪業だけです。
人を殺すことには善悪はなく、悪業を積むことでそのカルマが返るという考え方です。
それと、教えと一言で言ってしまっていますが、その量は膨大です。個別具体的な話でなければ答えようがありません。

 

 

②-2 もしその場合、何故なのでしょうか。
チベット仏教を元に色々解釈してアレンジしたのがオウム真理教だと思いますが、全て麻原が適当に思いついた「教えのようなもの」ですよね。
信じるに値しない俗にまみれた気持ち悪いオッサンがそれっぽく言ってみただけの「教え」に何の意味も価値もないと思うのです。


残念ですが完全に的外れです。(笑)
オウムはチベット仏教を利用しただけであり、内部ではあいつらはレベルが低くてどうしようもないなという程度の評価でしかありません。
オウムのベースはヨーガです。
クンダリニーという言葉一つをとってもそれは分かると思いますが、正大師、正悟師、師などの成就者と呼ばれる者達は全員がクンダリニーヨーガの成就者です。
これはヨーガによって解脱したのであり、仏教的に解脱した者は誰一人としていません。

オウムは仏教ではないんです。
麻原が説いた教義は、一切皆空、真我独存であり、残念ながらこれは真理です。
これが麻原が残した最大の罠と言っていいと思いますが、麻原を全面否定すると一切皆空、真我独存までも否定することになり、絶対に解脱出来ません。