「悪魔の子のお前たちに人権はない。」と言われて迫害されていたのがトラウマになっているんだろうなとは思う。
が、しかし、これもやはり論点がずれている。
まあ、「ずれてるぞ。」が麻原の口癖だったのだが、それはいつも的を得てはいた。
悪魔の子は悪魔だから自分は迫害を受ける。
それなら、父親が悪魔ではないのなら、自分もまた悪魔ではない。
父親が悪魔かどうか分からない事にしてしまえば、自分が悪魔であることにはならないという活動だったのだろうけど、根本的に間違っている。
私は悪魔の子の人間であると堂々と主張すべきだったのだ。
悪魔の子というのは単に文学的な表現に過ぎない。
それは事実ではない。
まあ、具体的、論理的に考えることが出来るのは、修行者しかいないんだろうけどね。