アングリマーラの物語 | 法友(とも)へ

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諸説あり解釈も様々である。

 

まるで、グルと弟子との関係は1対1とでもいうような有様だ。(笑)

 

なので、個人的な見解を。

 

 

アングリマーラはグルに言われたとおりに人を殺し、その結果偉大な師である釈迦牟尼に出会った。

 

アングリマーラが一生懸命修行の道を進んだ結果、正しい師に巡り合えた。

 

 

これはヨーガの教えそのものである。

 

どのようなグルと出会うのかは、その人のカルマによって決まる。

 

本物の師に出会うカルマがなければ、本物の師に出会う事は出来ない。

 

本物の師に出会うカルマとは、その師の教えを全力で実践する心構えが出来ているということである。

 

 

弟子は師が本物であるかどうかは見分けが付かない。

 

もし、見分けがつくのであれば、その弟子は師と同等の能力を持っていることになる。

 

能力がないからこそ師が必要なのであり、そして、全力で実践しなければ能力を身に付けることは出来ない。

 

 

弟子の準備が整った時、その前に本物の師が現れる。

 

アングリマーラにはその準備が整った。

 

そういう事なのだと思う。