心臓が止まりました15 | 法友(とも)へ

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クンダリニーという言葉、というか、正しくはそれに類する言葉というべきかもしれないが、を聞いたのは高校生の時だった。

 

当時はクンダリーと言っていたように思う。

 

それが時間の経過と共にいつしかクンダリーニとなり、85年ごろだったろうかクンダリニーと呼ばれるようになり、現在もそれが定着している。

 

 

クンダリニーは別にオウムが言いだした事ではなく、遥かそれ以前から説かれている話である。

 

男性原理中心の世界に、クンダリニーという女性原理のエネルギーを目覚めさせ、それとの合一をはかる。

 

これがクンダリニーヨーガの骨子である。

 

 

シヴァ神の象徴、男性原理たるリンガに絡みつく蛇がクンダリニーである。

 

この蛇は眠っている。

 

修行者以外でこの蛇が目覚めることはない。

 

 

この蛇が目覚めるためには、ある一定の条件を満たす必要がある。

 

そのひとつ、絶対に外せない条件が、生命の危機である。

 

その生命の危機を上手く使い、体系的に組み立てたのがクンダリニーヨーガのシステムなのだ。

 

 

高校生の時に読んだ本にはこう書かれていた。

 

呼吸を止め、その苦しさにもがいていると、尾骶骨に眠る女神は修行者を守るために目を覚ますと。