オーム・マハー・シャクティ、オーム・マハー・シャクティ、オーム・・・
尾骶骨からオレンジ色の炎が吹き上がる。
間もなくして、視界をフラッシュのような光がよぎるようになる。
赤、青、緑、黄色、オレンジ、紫。
様々な色の光が見える。
その光は、この世界で見るどんなものよりも美しい。
やがて、光が見えている時間が長くなっていき、視界全体が眩しい光で覆われるようになる。
そして、クンバカのたびに白い光に包まれるようになった頃、次の変化が起こり始めた。
汗が噴き出し、身体が震え、心臓の鼓動が大きく強くなり、それを感じ始める。
肉体が、生と死の境界線に差し掛かった時に起こる反応だ。
さあ、あともう少しだ。(笑)