心臓が止まりました10 | 法友(とも)へ

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極限修行におけるヴァヤヴィヤは、ツァンダリーでのやり方で行われた。

 

上体を前に倒し、ウッディーアナバンダで凹ませた腹部に蓮華座を組んだ足を格納する。

 

これでバンダが戻るのを防ぐことが出来るため、上体を起こしたやり方と違い、苦しくなったからと言って直ぐに呼吸をする事は出来ない。

 

したがって、限界までクンバカして、さらにその先まで無理やりに引き延ばすことが出来る。

 

いわゆる、物理的に不可能な状態を作り上げるという事である。

 

 

始めてしばらくすると、額を床に付けたままでダルドリーが起こり始める。

 

蓮華座を組み、額を床に付けたままの体勢で、身体が跳ね上がる。

 

そのまま下に落ちると頭を床に打ち付けるため、前受け身のような態勢で凌ぐ。

 

上体を起こしてしまったら、せっかくのバンダが無駄になってしまう。

 

 

「死んでもいいから、呼吸を止めろ!」

 

麻原の激が飛ぶ。

 

「望むところだ!」

 

と、思う。

 

だからと言って、そう容易く解脱出来るわけではない。