第28回 | 法友(とも)へ

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世界コンピュータ将棋選手権が今年もやって来る。

 

http://live.nicovideo.jp/gate/lv312663945

http://live.nicovideo.jp/gate/lv312664027

 

elmoやAperyなど、過去の優勝者が参加する大会となったのだが、なぜかponanzaの名前がない。

 

おまけにタヌキ、やねうら王も不参加。

 

どうしたんだろうなあ?

 

 

で、興味はelmoがどういう結果を残すか、ということになるかと思う。

 

この大会は連覇が難しく、大抵は毎回優勝者が違う。

 

さて、どうなるかだ。

 

 

ところで、去年アルファゼロが話題になっていたが、もちろんというべきかグーグルからの参加はない。

 

アルファゼロがelmoに勝ったという情報だったので調べてみたが、その中身はなんだかなあというものだった。

 

 

戦績はアルファゼロの90勝8敗2分け。

 

少しでも将棋を知っていればすぐに気づくと思うが、2分けってなんだよ2分けって。

 

チェスならば引き分けが多いのだが、将棋の場合は千日手は指し直し。

 

決着が付くまで行うので、引き分けにはならない。

 

 

いったい、どんなルールで戦ったのかと思ったら、持ち時間なしの1分将棋。

 

これではハードの性能がダイレクトに結果に反映する。

 

さらに、詰みまたは投了まで行わず、評価値900差で終了。

 

そして、とどめの一撃、棋譜が公開されていない。

 

これでは欧米人が得意とする、日本人に不利なルール改正と言われても仕方がない。

 

 

これらの情報を踏まえて検討してみると、アルファゼロは、まあ、強いには強いんだが、本当に強いのかどうかは同一スペックで戦ってもらうしかない、という結論になる。

 

そもそも、アルファゼロとelmoでは、ハードの性能には1万倍以上の差があると思われる。

 

普通に考えて、スパコン相手にパソコンでは勝てるはずがない。

 

elmoって、パソコンのくせに、スパコン相手によく8勝もしたものだ。(笑)

 

 

レーティングに換算すると、1,000以上の差があるはずだが、結果を見るとせいぜい500程度の差しかない。

 

おそらくだが、アルファゼロと同等のハードのスパコンelmoがパソコンelomoと戦ったら、100勝0敗になるのではないだろうか。

 

 

ま、世の中にあふれている情報がいい加減なのは、何もオウムに限った事ではないということなのだろう。(笑)