永井豪が出ていた。
いつもは芸能人ばかりなのに、珍しい事もあるものだ。
永井豪にとってのアナザースカイはイタリア、ローマ。
荒木飛呂彦も同じようにインスピレーションを受けたというから、あの場所には、絵師たちの心をくすぐる何かがあるのかもしれない。
かつて、ダヴィンチが、ミケランジェロが、ティツィアーノが、その他大勢の芸術家たちが活躍した場所。
ワシも行ってみるかの。
というわけで、グーグルアースでひとっ飛び。(笑)
まあ、たしかに、町全体が凄い事になってるなあ。
ヒット作が数多ある永井豪だが、現在でも連載を持っている。
本人は色々な作品を描きたいらしいのだが、編集部から依頼されるのはいまだにデビルマン。(笑)
デビルマン関連作品は、これもまたたくさんありすぎるが、最初の作品は今から45年ほど前だったような気がする。
あれはあまりにも衝撃的な作品だった。
で、編集部の責任者たちは、現代の子供たちや若者にも、あの衝撃を味わってもらいたいと考えているようだ。
はっきり言ってしまって、現代の漫画家に比べると、永井豪の絵は古くおせじにも上手いとは言えない。
編集部の皆さんも、永井豪を呪縛から解き放ち、好きなように作品作りをさせてあげて欲しいものだ。