大宇宙占星術16 | 法友(とも)へ

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なんでもそうだが、使い方を間違うとロクなことにならない。

 

それに、カルマ落としなら麻原にまかせておけばいいのであって、自分でやる必要もない。

 

おまけに、オウム内で大宇宙占星術の使い方とその威力を熟知している者などほとんどいない。

 

そんな中で、あるとき事件が起きた。

 

 

世の中でのいわゆる幹部会(笑)の後、名古屋の師が上九から帰る途中でコンビニに車を停車していたところへ大型トレーラーが突っ込み、その師が死亡した。

 

数時間前まで一緒にいて、生きて動いている姿を見ている者がすでに死んでしまっているというのは、何とも奇妙な感覚ではある。

 

すぐに通達が出され、例によって例のごとく、マントラを唱えなさいということになるのだが、そこにはもうひとつ指示が出されていた。

 

それは、大宇宙占星術をカルマ落としに使う事を禁止するということであった。

 

 

まあ、当然だと思う。

 

そんなもの素人が使いこなせるものではないからだ。

 

確認のため、死亡した名古屋の師が上九を出た時間とコンビニに到着した時間を調べて、大宇宙占星術でどうなっているのかを計算してみた。

 

結果は、正直、身の毛のよだつものだった。

 

 

今までに見たこともないほどに、土星の影響力が最大になっていた。

 

土星の象意は、破壊と死。

 

こんな事をしてしまったら、生きていられるはずがない。

 

 

改めて、大宇宙占星術の威力を認識したのだが、普通に考えればこれは事故である。

 

しかし、大宇宙占星術を知る者から見れば、死ぬのは当然であり、事故ではなく自殺にしか見えない。

 

何と言えばいいのだろうか、運命術によって人の運命を知る者から見れば、全ては必然、そういう事になるということかもしれない。