これもまた真我独存について書かれている。
プンジャジはラマナ・マハルシの弟子であるが、現代語で書かれているので比較的分かりやすい。
その技法の中核をなすのは、意識と意識との間に何があるのかを観察するというところにある。
まったくヨーガというものは素晴らしい。
一般人が、一生の間に1秒たりとも考えることすらないテーマについて、ひたすら掘り下げていく。
ここで言う意識とはエゴのことである。
エゴが現れ、消え、そしてまた現れる。
その間、エゴが消えている間には、一体何があるのか?
自分で確かめてみればいい。
まあ、しかし、ヨーガならではのプンジャジの数々のエピソードが凄まじい。
まさに経典通りという感じである。
また、最終解脱という言葉が使われているが、これは元々そういう言葉があったのか、それともオウムを意識してのものなのか。
興味のある人は調べてみると面白いかもしれない。