一般的には点というものには位置はあるが大きさはない。
しかし、常識的には地図上であるにせよないにせよ、地点には大きさというものが当然に存在する。
大宇宙占星術においては、出発地点と到着地点の場のエネルギーの違いを利用して現象を動かす。
そして、出発地点と到着地点の間にも、様々な違ったエネルギーを持つ場が存在する。
ここで問題になるのは、出発地点の場のエネルギーの大きさも形も分からないというところである。
出発地点が一つの点であるのなら、ちょっとでも動けば一瞬でその場から移動したことになる。
しかし、その場が一定の大きさと形を持っているのなら、その出発地点の場と隣り合う場の境目を通過した時が、場のエネルギーが違う領域へ移動したときが本当のスタート時間となる。
さらに難しい事に、出発地点の場の形が丸や四角のような単純な形ではなく、ジグソーパズルのような複雑な形であった場合、一旦はスタート地点の場から出たにもかかわらず、再び同じ場の中に入ってしまうことも考えられる。