大宇宙占星術は方位術である。
方位学ではなく方位術。
学ではなく術であり、単なる知識ではなく、実際に現象を動かす力を持つ。
使うのは、方位と時間。
ある地点から見て、どの方角にいつ、何が起こるのかを知る事が出来る。
いわゆる運命の予測、予言の類である。
これは、一般人にとっては非常に興味深い事なのかもしれないが、修行者にとっては何の意味も持たない。
では、修行者はどのようにして大宇宙占星術を使うのかというと、ある地点から、ある時間に、ある方角に移動し、ある現象を引き起こすというものである。
その時の星の配置により、起こるべき現象が何かが決まる。