オウムはなぜ消滅しないのか30 | 法友(とも)へ

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教団の崩壊を防ぐためには、事件を阻止しなければならない。

 

そのためには、事前に入念に下見をしておく必要がある。

 

 

事件を起こしたところで誰も真剣に修行をしないというのであれば、地下鉄サリン事件には修行上の何の意味もなく、ただ悪業を積んだだけであると言わざるを得ない。

 

所詮、どのような状況にあろうとも、修行をするものは修行をするし、しないものはしないのだ。

 

ただ、グルさえも幻影であるという前提がある以上、結局のところ自力で修行するしか道はなく、教団が崩壊し、そして消滅するというのが麻原の意思であるということは間違いがない。

 

 

さて、自分はサリンを撒かないという決断を下したとしても、実行犯は自分以外に4人いる。

 

その4人全員を阻止しなければ意味はない。

 

どうやれば、4人全員を阻止出来るのか、その確実な方法を考えなければならない。

 

 

もし、自分がその立場にいたとするならば、真っ先に警察に連絡することを考えるだろう。

 

それが自然な考え方のように思える。

 

しかし、現在において、この警察をあてにするという考え方は、絶望的に期待薄であると言える。

 

それは、ポーシャの出頭のときの事を考えてみれば、火を見るよりも明らかな事だ。

 

 

警察に連絡しても、相手にされることもなく、同じように事件は起きてしまう。

 

そういうカルマだった。

 

そう言うしかない。