正面切って麻原に逆らうという事と、麻原の指示を実行しないという事は同じではない。
事実、表面上は「分かりました。」とか「はい。」と答えておいて、指示を実行しないというのは割とある事だった。
よくそれをやっていたのが、井上や林郁夫であり、麻原から叱責されることが度々あった。
特に、井上は酷いもので、なんだか見る度に叱責されていたような印象がある。
麻原から、「どうして言われた通りにしないんだ?」と聞かれて、その答えはしどろもどろ。
テレビで犯罪者が言い訳をしているのと同じで、全くつじつまの合わない話をするのが常だった。
まあ、麻原が本気で怒っているところを見られるので、それはそれで良かったのかもしれないが。(笑)
このブログの読者の皆さんは多分知らないと思うが、世の中に出回っている映像で、麻原が怒りを現わしているものは何一つとして存在しない。
世の中の皆さんが、麻原が怒っている映像だと思っているものは、単に麻原が普通に話をしているだけのものである。
麻原が本気で怒った時に放出されるエネルギーは凄まじいものであり、空間が揺さぶられる。
そんな感じになる。