今の時期はアジサイの花を見かけることが多い。
道すがらその姿を眺めては、梅雨がやってきたことを知るのだが、もう10年以上同じ所に住んでいるので、毎年同じ場所に咲いているアジサイを見ることになる。
そこで、不思議なことに気が付いた。
まあ、10年間の変化なので、それはいくつかあるの。
アジサイの花の色は、土壌のphによって変わることが知られている。
なのだが、そのアジサイは、同じ場所、同じ苗から生えているにもかかわらず、赤紫の花と青紫の花が混在していた。
これは、土壌が中性だということなのだろうか?
そして、そのアジサイは年々色が薄くなり、今年はほとんど白になってしまっている。
これじゃあ、まるで白いアジサイだなあ。
などと思ってみていると、さらに不思議な物を見つけた。
いつくかの花が、黄色くなっている。
はい?
黄色いアジサイ?
え~と、赤と青からだとどうやっても黄色は作り出さないよなあ。
これはいったい、どういう事なんだろう?
ま、いっか。
花は静かに愛でるのみだ。(笑)