オウムはなぜ消滅しないのか25 | 法友(とも)へ

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麻原の指示に逆らうという事と、麻原の指示を実行しないという事は、全く別の話である。

 

これには、「口の行い」と「身の行い」という、明確な区別がある。

 

一般人にとってはどちらも同じに思えてしまうのかもしれないが、オウムの教義においては、身・口・意における行いはそれぞれ別のものであると考える。

 

 

まあ、一般人にも分かりやすい例えという事になると、「論理的思考は常に正しい。」というのがいいかもしれない。

 

 

「論理的思考は常に正しい。」

 

これは完全な事実なのだが、そのことを知らない人もいるだろう。

 

ここで勘違いしやすいのが、論理的思考によって導かれる結論を、論理的思考そのものと思ってしまうことだ。

 

正しいのは「思考」だと言っているのに、正しいのは「結論」だと思ってしまうのだ。

 

 

論理的思考が過程であり、そこから導かれるのが結果である。

 

もちろん、過程と結果は別のものである。

 

 

麻原に逆らうというのが過程、サリンを撒かないというのが結果である。

 

これまた当然に、そのふたつは別のものである。