オウムはなぜ消滅しないのか23 | 法友(とも)へ

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実行犯5人全員がサリンを撒いてしまったというのはおかしな話だという事は、少し考えれば分かる事だ。

 

例えば、上祐正大師や野田正悟師だったらどうだったのだろうか?と考えてみると、なんだか言う通りにはサリンを撒かないような気がする。(笑)

 

他にも、石井久子、井上、荒木等々、サリンを撒かなそうな連中は大勢いる。

 

 

実行犯全員がサリンを撒いてしまったがために、まるでオウム全体がサリンを撒くように感じてしまっているのかもしれないが、実際にはそうではない。

 

しかし、一旦サリンを撒いたという事実を認識すると、みんながそうではないかと錯覚してしまうのだ。

 

これはオウム内でもオウム外でも同じように起こる反応であり、その点において、麻原のマインドコントロールは見事であると言わざるを得ない。

 

 

それと何度も書いているが、事件の犠牲者をポアすることは不可能である。

 

「犠牲者をポア出来る」が方便、「ポア出来ない」が教義である。

 

「ポア出来る」がグルの言葉、「ポア出来ない」がグルの意思である。

 

 

地下鉄にサリンを撒けば自分にとっての悪業になり、しかも犠牲者はポアされない。

 

そして、教団は崩壊する。

 

これが、オウム真理教の教義から導かれる答えである。

 

 

したがって、そこから先は、個人の判断の分かれるところとなる。