人類最後の戦いは、ここまでは互角に見える。
コンピュータ4台の評価値は割れているが、2対2の互角。
人間から見れば、穴熊の堅陣が完成している分、人間が有利。
そういう判断が妥当に思える。
ところが、ponanzaは平然と銀多伝。(笑)
こんな囲いで攻めて勝てるのは、人類史上中原しかいないだろう。
それにしても、コンピュータの進歩で、やたらと昭和の将棋が見直されている。
現代将棋は昔の将棋と違って、どうのこうのとか言って傲慢になっている、現代のプロ棋士たちがコンピュータに勝てない理由が分かる気がする。
それにしても、こんなにも人間側がまともに戦えているのは初めてかもしれない。
しかし、それでも負けてしまうのだろうから、底力が全く違うとしか言いようがないだろう。