ウグイス3 | 法友(とも)へ

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他にもウグイスが鳴き続けるときがある。

 

それが縄張り争い。

 

鳥の世界も、なんだかんだ、大変なんだねえ。(笑)

 

頑張れよ!(にぎりこぶし!)

 

 

最初に聞こえたのは、「ホー、ホケキョ。」という割とのんびりとした鳴き方だった。

 

普通なら、その一声だけでウグイスはどこかへ飛び去って行くはずだったのだが、そのときはいつもと事情が違っていた。

 

その近くに、ヒヨドリがいたのである。

 

 

「ピーーーッ!」

 

すぐさま、反撃の狼煙が上がった。

 

いつもよりけたたましい鳴き声である。

 

 

これにウグイスも、素早く応戦する。

 

さっきよりも、幾分力のこもった、「ホー、ホケキョ。」

 

 

「ピーーー、ピーーーー!」

 

われっ!喧嘩売っとんのかい!

 

「ホーー、ホケキョ!」

 

なんぞ、文句でもあるんかい!

 

「ピーーーーッ!ピピーーーーーッ!」

 

ここはワシのしまじゃー!

 

「ホーーー、ホウケキョ!」

 

それがどないしたんじゃあ!

 

 

凄まじい闘いが続く。

 

どうなる事かと思って見守って、じゃなくて聞き守っていたところ、突然、ヒヨドリが「ピーーーーーーー!」(くっそー、負けたー!)というけたたましい鳴き声を残して飛び去ってしまった。

 

 

え、ウグイス勝っちゃったんだ。(笑)

 

身体の大きさはヒヨドリの方が大きいと思うのだが、鳴き声ではウグイスの勝ちなのかあ。

 

それが鳥の世界のルールというものなのだろうか。

 

なんやよう分からんが、人間の感覚で言えば、ヒヨドリよりはウグイスに軍配を上げたい気はする。

 

 

 

ヒヨドリがいなくなって、勝ち誇ったかのようなウグイスの「ホー、ホケキョ」が、いつもより朗々と響き渡る。

 

ええ声や~。

 

とは思ったのだが、その後の鳴き声が聞こえてこない。

 

あ、やっぱり、1回しか鳴かないんだ。(笑)