録画してあったものをようやく見た。
前評判通り、桜井さんが面白すぎた。(笑)
「不運ではあったが、不幸ではない。」は修行も見習うべきだろう。
まあ、修行者ならば、教団が事件を起こした事を、「幸運であり、幸福であった。」というべきだが。(笑)
4舎の3階にいて、毎朝2階は静まり返っている。
それが、9時になると、次々に窓が開いて、「おはよう。おはよう。」とお互いに声を掛け合っている。
梶原劇画風に言うならば、事実だけが持つ迫真力というやつだ。
カラオケで歌うロード。
「なんでもないような事が~、幸せだったと思う~、」
しみるわ~、あんたの歌はしみるわ~。
それにしても、同じ獄友でも、死刑判決と無期判決では、雲泥の差があるのだなと感じた。
それと同時に、塀の中というのは、独房修行にもってこいだなとも思う。
早川も遠藤も、ずっと修行を続けているようだ。
はたして、ほかの連中はどうなのだろうか?
この20年間何を繰り返してきたかで、現在のステージが決まる。
それは、塀の外も同じなのだ。