p42
破防法について
オウムにトドメを刺すには、破防法の適用が必要であったと思う。
また、麻原の狙いもそこにあったと思われる。
しかし、結果的に、修行者にとってかなり厳しい環境ではあるが、麻原が望んだ戦争状態にはならなかった。
まあ、麻原の日本国民に対するマインドコントロールは成功し、オウムはいつまでたっても叩かれ続けるのではあるが。(笑)
なぜ、オウムに破防法が適用されなかったのかが書かれているが、さすがは弁護士で解りやすい説明になっている。
破防法趣旨・七条一項本文
継続または反復して、今後も団体として暴力的な活動をおこなう明らかなおそれがあり、それが十分に理由がある。
となっており、以上の要件をすべて満たしていることが要求されている。
確かに、これでは、法律を遵守する限り、破防法の適用は不可能である。
現時点では、アレフもひかりの輪も到底オウムとは言えず、どこにでもあるただのカルトになってしまっている。
p45
国家転覆について
元最高裁判事が新聞の取材に対して、「国家転覆も十分あり得た」と述べている。
これはもう、笑うしかない。
頭、大丈夫なのか?
オウムの戦力で国家転覆など出来るはずがない。
それに、そもそも、麻原は国家転覆など考えていない。
麻原がやろうとしたのは、弟子たちに死ぬほどつらい環境で修行をさせることである。
その根拠については、このブログに何度も書いているが、麻原は説法においても、個人的な話においても、何度も繰り返しその話をしている。
タントラヤーナ(弟子をだまして)、ヴァジラヤーナ(地獄に落とす)、このタントラヴァジラヤーナのグルが麻原である。