面白そうだな。
将棋と違って、まだ発展の余地があるということなのだろう。(笑)
優勝賞金の3000万円は相当なものだが、準優勝でも1000万円、3位と4位が500万円というのはかなりなものだ。
さすがにグーグルはお金持ちなので、そんなはした金はいらないと参加を拒否してきた。
まあ、普通に考えれば勝ち逃げしたいってことなんだろうけど、いい方に解釈すればアルファ碁はZenと違ってクラスターなので、他にサーバーを使う予定があるということなのだろう。
Zenはパソコン1台だけなので、スケジュールはいくらでも都合が付く。(笑)
現時点では、同一スペックなら、Zenはアルファ碁よりも強くなっているのだろうと思う。
これは、あれほどの強さを誇ったGPSクラスターが、同一スペックなら他のソフトに全く太刀打ち出来ず、ランキングはせいぜい30位ぐらいなのを見れば明らかだろう。
さて、Zenはこれからどこまで強くなれるのだろう?
どうやらディープラーニングでは、序盤は強くなるが中盤はそうでもない事が分かって来ている。
この弱点をアルファ碁はクラスターで乗り切ったのだが、Zenはパソコン1台だけである。
ponanzaがパソコン1台でありながら、GPSクラスターよりもはるかに強くなったのと同じように、囲碁の世界でも同じ事を起こしてもらいたいものだ。
そこはプログラマーの腕次第ということになるが、もしそれが達成できたとしたなら、日本のパソコン1台だけがグーグルのスーパーコンピュータに勝利することも夢ではない。