「疑惑の十段」事件。
日本将棋連盟はどうするつもりなんだろうなあ。
不正を行ったと断定してはいるものの、状況証拠だけで、確たる証拠と呼べるものはまだ公表されていない。
三浦としても、たとえ実際に不正を行っていたとしても、認めるわけにはいかないだろう。
認めてしまったらおそらくは除名処分となり、その後も世間から非難され続けることになるだろう。
もう後には引けない、闘うしかないのだ。
当然、、弁護士を立てて、名誉棄損で訴えるということになってくるだろう。
日本将棋連盟はこの件について、弁護士に相談しなかったのだろうか?
争いごとというものは、最終的には裁判で決着をつけるしかないものだ。
日本将棋連盟の行動は、裁判になることを前提としているとは思えない。
普通に考えれば、不正を行ったと主張している日本将棋連盟の側に立証責任がある。
もし、その証拠が無ければ、裁判には負ける。
もし、そうなってしまったら、不名誉極まりない事態であり、プロ棋士の存続も危ぶまれる。
それにしても、相手がいい手を指して自分が負けたら、コンピュータによる不正だと主張するぐらいなら、プロ棋士などやめてしまえって話になりそうだけど。(笑)
まあ、いつまでもコンピュータの強さを認めなかった事による、自業自得って事なんだけどね。