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最近、A級順位戦で三浦は渡辺に勝っている。


この時、技巧でカンニングしたらしいのだが、それによりコンピュータとプロ棋士の力の差をある程度まで数値化出来そうだ。



三浦が使ったのはスマホかタブレットということになると、パソコン版よりはかなり弱い。


パソコンに対する勝率は3割程度だろう。



しかもそれは古いバージョンでのもの。


今年と去年の比較でも、同じく勝率は3割程度。



ということになると、渡辺が負けた技巧の旧バージョンは、今年電王トーナメントに参加した技巧に対して、わずか1割程度の勝率しか持てないことになる。


そして、その強いはずの今年の技巧は、16位で予選敗退している。


16位で予選敗退するソフトに1割しか勝てないコンピュータに、渡辺というトップスリーに入るようなタイトルホルダーがあっさり負けているのだ。



16位ということは、それよりも強いソフトが15個も存在している。


その中でponanzaは、ほぼ無敗。


年間勝率が8割を超えたこともある全盛期の大山名人を遥かにしのぐ、凄まじい勝率を上げている。



そのponanzaに対して、今年の技巧はせいぜいが5%程度の勝率しかない。


ここまでの単純計算で羽生がponanzaに勝てる確率は、0.5%以下ということになる。


最大で0.5%であり、実際にはもっと低いだろう。



これで勝てる人間がいたら、まさしく神と呼ばれる事になる。


しかし、羽生が決断するのは遅すぎた。


もはやコンテンツとしての面白みは何もない。


ponanzaと対局しても、それは一方的なただの処刑に過ぎない。