絵を描く | 法友(とも)へ

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とりあえずデッサン。


ということなのだが、他にも、クロッキー、スケッチ、素描、ドローイングと色々ある。



デッサンとは何をやっているのかというと、実物を見て、3つの作業を行っている。


3次元を2次元に変換する。


カラーを白黒で表現する。


正確に形をとる。


である。



なので、僕が描いている絵は、ネットの画像を見て描いているので、正確にはデッサンではない。


しかし、そんなデッサンもどきを続けていると、色々と気付くことがある。



光を描くことは出来ない。


描く事が出来るのは影だけだ。


影を描く事によって、何もない部分に光が浮かび上がる。


不思議なものだ。



それともうひとつは、透明なものなどない、という事。


全ては半透明である。


本当に透明であったなら、そのものは見えない。


水があることに気付くのは、水が透明ではないからである。



絵を描くことによって初めて気づくことが色々あって面白いのだが、オウムの死刑囚たちも絵を描けばいいんじゃないかなと思ったりする。


佐伯のように水墨画でなくても、とりあえずは紙と鉛筆があれば描ける。


佐伯は水墨画の模写をしたようだから、その絵を誰かが差し入れをしたことになる。



なので、他の死刑囚にも、お好みの画集を誰かに差し入れしてもらいたいものだ。


オウムの死刑囚だけの画展。


いつかは見てみたいものだと思う。