オウムの教義については、このブログで散々書いてきたから分かっている人にはわかっていると思う。
なので、今さらという話になるが、一応ざっくりと説明してみたいと思う。
まず、方便と教義が混在しているので、方便を取り除く。
これが出来なければ、教義もへったくれもない。
教義はどうなっているのかというと、全ては脳内現象であるという色即是空。
脳内現象であるのだから、全ては幻影であるという一切階空。
そして、なぜそうなのかという真我独存。
これがオウムの根幹をなす教義である。
簡単でしょ。(笑)
天上天下唯我独尊。
この唯我独尊を、麻原は真我独存と説いた。
これらはすべて麻原が説法で語っている内容だ。
この極めて簡単な事、しかし、それを達成するのは人間の力では難しい。
なぜならエゴが邪魔をするからである。
だから、エゴが介入することのない、クンダリニーというエネルギーの力を借りる。
クンダリニーを覚醒させるための努力、すなわち自力が生起の修行。
自力、すなわちエゴを放棄して、クンダリニーに身を任せるのが他力、究境の修行。
とてもシンプルで分かりやすい。