予想通り、貴族が羽生から名人位を奪取した。
まあ、これで新しい時代に入ったと言っていいのではないだろうか。
羽生ももはや40代半ば、後は衰えていくだけだ。
これでコンピュータに負けても名人ではないからと言い訳が立つ。(笑)
さらには、全盛期なら負けなかったという言い逃れも出来る。
コンピュータ対人間の最も面白い対決が実現不可能になってしまったのだが、そもそも羽生が人間代表になれるかどうかが難しい。
トーナメントにおいては1回でも負ければそこまで。
羽生の勝率から考えて、人類代表になる可能性はせいぜい30%といったところだろう。
が、しかしである。
貴族は叡王戦にエントリーしているのだ。
名人として、人類代表になる可能性は大いにある。