ある日の「尊師と集う会」での事。
麻原が先に、いつもの椅子に座って待っており、正大師・正悟師たちが遅れてやって来た。
グルを待たせるなど弟子失格だと言えるが、オウムではよくあることだった。
まあ、正大師・正悟師などというのはただの役職名だから、仕方がないのかもしれない。
麻原が瞑目して待っているところへ、入り口からぞろぞろと入って来た連中の中に村井もいた。
で、村井が麻原の方へ近づいていったあたりで、麻原が突然叫んだ。
「マンジュシュリー、何をやっているんだお前はー!」
まあ、おそらくだけど、僕も含めてその場にいた全員が意味が分からなかったと思う。
麻原は続けた。
「お前のところに巨大な女性性器が見えるぞー!」(笑)
これを聞いた村井は照れくさそうにしながら、
「やっぱり、ばれましたか。」
と答えていた。
イメージしてみましょう。(笑)
人間大の巨大な女性性器が、しずしずと歩いて近づいてくる。
怖いよー!
なんだかよく分かんないけど、怖いよー!
で、村井が白状したところによると、女性サマナから凄い体験をしたという噂を聞いたという事だった。
一般人の感覚では、麻原と交わる事自体が物凄い体験だという事になると思うが、修行者たちが言っているのは神秘体験の事である。
それで、村井も真似をして、ダキニ天女に変化して、麻原を立たせて受け入れてみたらしい。(笑)
あ、頭痛い。
考えたくない。
村井を抱く偉大なるグル麻原。
いやあ、さすがは村井。
男の弟子で、それだけの帰依がある者など、他にはいないと思う。
良い子の皆さんは、真似しないように。(笑)