変化身のマルパ⑪ | 法友(とも)へ

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「変化身のマルパ」とは、「変化身のマルパ」の事である。


決して、「マルパの変化身」などではない。



人間というのは面白いもので、聞いた言葉や見た言葉をそのまま受け取ることが出来ない。


必ず自分の中で、何か違う別の物へと変換してしまう。


この変換は常に起こっており、誰か他人とコミュニケーションが取れているというのはただの錯覚であり、実際にはお互いに勘違いを繰り返している。


まあ、この勘違いを防ぐことは不可能なので、勘違いがあることが前提で人生を生きていれば、何があってもそんなにショックを受けることはあるまい。




サマナが人身事故を起こした事も、マルパがその処理にあたっていることも、すっかり忘れて毎日のワークにいそしんでいたある日の事、麻原から電話がかかってきた。


で、いきなり、


「何をやってんだー!」


「お前のところはー!」


と、どなられてしまった。



何の事やら、さっぱり分からないが、麻原の電話は大体いつもこんな感じである。(笑)


オウム事件の裁判で、麻原が何も語らないという人がいるけれど、僕の見る限り麻原は十分に語っている。


語っていないと感じるのは、その意味が理解出来ないだけである。


麻原は存分に、意味不明な事を語っているのだ。(笑)


全てを語りつくしたと言ってもいいぐらいである。