思い出話 | 法友(とも)へ

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そう言えば、麻原は戦争には反対の立場を取っていたなあ。


戦争は勝たなければ意味が無い。


負ける戦争なら、始めからやらなければいい。


そういう考え方だった。



あるときの説法で自衛官である信徒が、麻原の命令があれば攻撃しますと言った時に、麻原はそれをたしなめた。


「戦争が起こったら修行が出来なくなってしまう。」


「攻撃しろと言われたら、麻原の許可無く攻撃は出来ない。」


「麻原が攻撃するなと言っていると言って断って下さい。」


そう言っていた。



そして、こう付け足した。


「攻撃しろと言われても、それを断れるぐらい偉くなってください。」


いつものように、見事なまでの人身掌握術だ。



世間の皆さんは、麻原の事を頭が悪い奴だと思っている。


犯罪者であり、自分より頭の悪い奴だ、そう思わなければ恐怖に耐えられないのだろうと思う。



ところが実際はそうではない。


麻原は一般人よりも遥かに頭がいい。


勝つか負けるかをあらかじめ正確に予測し、負ける戦いはしないのだ。



一般人の目から見て、負けたように見える、あるいは失敗したように見える、その様な場合は目的が別にあったということになる。


これこそが、「ヴァジラヤーナは結果が全て」の「結果」ということなのだ。