準備が整ったところで作業開始。
スプーンを使って糞尿を、ぐっちゃらぐっちゃらかき回しているってえと、
壁の向こうで、「きゃー!」という、けたたましい女子の悲鳴が。
「誰かトイレ覗いてるー!」
と騒ぎになっている様子。
は~い、覗いてま~す。
てか、作業を始めることを生活班のおばちゃんに言っておいたんだけど、張り紙とかしてないのかいな?
仕方がないので、一旦作業中止。
道場の中に戻って、トイレのドアに張り紙をしておいてくれるように頼む。
再び便槽のところへ戻って、作業再開。
ぐっちゃらぐっちゃらかき回しておりますと、
またしても、「きゃーっ!」という悲鳴が。
今度は何だと思って、聞き耳を立てると、
「誰かイタズラしてる。」
「トイレに何か投げ込んでる!」
と、騒いでいらっしゃる。
は~い、うんこ投げ込んでま~す。
なるほどねえ。
さっきは男子トイレ側の端っこのトイレだったけど、こんどは真ん中のトイレか。
再び、仕方がないので、作業中止。
道場の中へ戻り、生活班のおばちゃんに、真ん中のトイレにも張り紙をしてもらうようにお願いをする。
みたび戻りまして、作業再開。
今度こそ安心して作業が出来るなと思いつつ、ぐっちゃらぐっちゃらかき回していると、
またしても、けたたましい叫び声が。(笑)
今度は一体なんやねん?
と思ったら、「トイレが使えなくなってる~。」
「何でひとつしか使えないの!?」
と仰っているようだ。
知らんがな。
誰のせいでこんな事になっていると思っているんだ。
いつでも代わってあげられるのだが、と思いつつ、2階にもトイレはあるので無視して作業を続行することにした。